FP向けメールマガジン FP E-PRESS

FPコラム『リタイアメントプランニング相談時に知っておきたいこと』/ セミナー『インフレ下の家計管理と資産運用、手取額増加対策の実践』

■□■ FP E-PRESS(エフピーエプレス)(Vol.1112 2022/09/28) ■□■


皆さん、こんにちは

エフピー研究所のミタです。

弊社に新しいメンバーがやってきました!
以下、新メンバーの挨拶です!



9月15日よりエフピー研究所へ入社させていただきました塩田と申します。
前職は金融機関に勤めていたので資産相談や保険相談の仕事を約15年経験
させていただきました。

その際にFPという仕事があることを知り、FP資格を取得させていただきました。
今後はみなさまのFP業務のサポートが出来るように1日でも早く仕事を覚えたい
と思いますので、よろしくお願いいたします。



皆様、どうぞよろしくお願いいたします!
それでは、今週のFP E-PRESS(エフピーエプレス)をどうぞお楽しみください。


━【 今週のラインアップ 】━━━━━


● おすすめセミナー紹介

 
● FP名人無料説明会のご案内


● FP業務 お役立ちコラム


● FPインターネット継続教育のご案内



━【 おすすめセミナー紹介 】━━━━━


【オンラインセミナー(ウェビナー)】

『ゼロ金利・インフレ下の家計管理と資産運用、手取額増加対策の実践』


◆無理な節約や支出の削減ではない家計のアドバイスが可能に!

セミナーのレジュメは、講師が家計の個人レッスンや内閣官房内閣人事局が
主催する国家公務員向けの家計見直しの研修で使用してきた内容で構成
しており、約25年間のFP業務のノウハウを集約したものとなっています。

実務で培われた資産所得を増やす方法を知りたいという方は、
是非参加をご検討ください。



□■■ セミナー概要 □■■


【タイトル】『ゼロ金利・インフレ下の家計管理と資産運用、手取額増加対策の実践』
【講師】 益山真一 講師
【日程】 2022-10-23 10:00-16:00
【方法】 オンラインセミナー(ウェビナー)
【FP単位】5単位
【概要】

あらゆるモノの価格が上昇し、家計負担は高まっています。一方で、賃金は一部の大企業を除き、増えず、年金は来年度の減額はほぼ確定的といえる状況です。

このような中、副業やサイドビジネスを始める人も増えています。
第二の収入源を得ることで家計の安定を確保する人もいる一方で、不安心理をついた悪徳商法によるトラブルも急増している状況です。

家計の管理は「収入を増やす」「支出を減らす」の2つで、調整を行いますので、最終的には非常にシンプルです。しかし、無理をした家計見直しは、楽しくなく、長続きしないものです。

この講座では、自分(お客様)に適した家計管理法を発見し、節約よりもライフスタイルの見直し、支出を減らすことよりも、手取りを増やす、資産所得を増やすことをメインとしています。


<詳細・お申込みはこちらのURLから>

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=251



■□■ カリキュラム内容 ■□■


<カリキュラム> 

1.家計改善
・家計管理の2つのエンジン
 (資産を運用する 収支を改善する 資産に投資する 自分に投資する)
・家計を改善する4つのベクトル、あなたならどの順番?
・固定費の見直しの3つの順番、分かりますか?
・5大固定費に狙いを定めましょう!

<参考>講師の実践する家計管理 見直し前の家計と見直し後の家計
    デフレ時とインフレ時の見直しの着眼点は?

2.生命保険の見直しの着眼点、有効活用
・4つの備えに対する必要性の順番は? 
・2つの視点をずらして保障のニーズを立体化する
・将来の備えには3つの財源から手当て

3.資産運用
・給与・年金、物価、金利、どれが上昇すると不安?一番敵にしたくないのは?
・株価や為替に振回されない中長期的視点における資産運用のキーワード
・貯蓄・投資の5つの利源 基本的にお金は正直。お金は有利な方に流れる
・中長期視点からリスクを抑えたリターンを安定させるためのキーワード
・老後資金準備において利用できる制度とメリット・注意点
・資産形成でやってはいけない3箇条と対策
・資産形成初心が意識したい3つの「低」
・積立投資における基本的な考え方と事例研究
・再考したい投資信託、検討したい投資信託(基本編・応用編)

4.所得税・住民税、社会保険料を減らして手取額をアップ
・みなし経費を有効活用して所得税、住民税、社会保険料を減らす
・投資税制を有効活用 支払時、運用時、受取時の優遇制度を活用
・所得控除を有効活用して所得税、住民税を減らす
・無職よりも働く方が、社会保険料が安い場合も
・ふるさと納税を使ってお得に納税



■□■ お申込詳細 ■□■


<詳細・お申込みはこちらのURLから>

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=251


皆様のご応募をお待ちしております。


━【 近日開催のセミナー 一覧 】━━


■ 10/15(土)

<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『有料相談3500件FPが実践!信頼されリピーターを生む住宅ローン相談術』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=245



■ 10/24(月)

<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『「FP名人Next」を極める!!使いこなし講座≪操作編≫』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=207


『「FP名人Next」を極める!!使いこなし講座≪事例研究&コンサル編≫』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=220



■ 11/23(水)

<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『女性の働き方と社会保険適用アドバイスのための最新知識』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=252



■ 11/26(土)

<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『中小企業経営者コンサルに活かす事業承継のポイントを身につける』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=253



■ 12/24(土)

<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『FPとして知っておきたい身近な障害年金の基礎と重要ポイント』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=254



━【 FP名人 無料説明会のご案内 】━


【FP名人新規ご購入を検討中のお客様へ】


★参加特典としてFP名人ユーザー様のインタビュー集をプレゼント!

FP名人を活用し、成功されている方のインタビューを集めた冊子をプレゼント致します。
あなたのビジネスのヒントが見つかるかも!?


  ~~ 概要 ~~

・FP名人の新たに購入することを検討中の方を対象とした説明会です。

・事前予約制、約60分の説明会(無料)となります。


「実際の操作画面を見てみたい、質問したい」という方は、ぜひご参加ください!

なお、ウェビナーという形式でZoomを使用して説明しますので、カメラやマイクは
不要で、他の参加者に顔や名前が見えることはありません。
お気軽にご参加下さい。


■■□オンライン説明会■■□


全国どこにお住まいの方も、パソコン・タブレット端末があれば参加できます!
 

<開催スケジュール>

◆2022年10月7日 10:00 ~

◆2022年10月21日 10:00 ~

お申込みはこちらから
https://www.fplabo.co.jp/fptool/fp-meijin/event.php


皆様のお申し込みをお待ちしております。



━━【  FP業務 お役立ちコラム  】━━


『老後に備えるために必要な考え方は?
リタイアメントプランニング相談時に知っておきたいこと』
  

(執筆者:ファイナンシャルプランナー 寺澤 真奈美)


―――――――――――――――――――――


こんにちは。
通信費見直しアドバイザー・ファイナンシャルプランナー、Gallup認定ストレングスコーチの寺澤真奈美です。

お客様からのご相談が多いのが、FP6分野の中でも「人生の3大資金(支出)」と言われる、老後資金や住宅資金や教育資金を含むライフプランニング・リタイアメントプランニングです。FPの最も基本的で重要な分野であることは周知の事実であると思います。また、他の5分野(税金・リスク・金融資産・不動産・相続)を包括する役割もあります。すなわち、FP分野の根幹とも言えます。

今回は、その中でもリタイアメントプランニングの「老後資金」についてお話したいと思います。ご自身やお客様が幸せな老後生活を送るために、どのように生活したいか、それにはいくら準備しておけば良いのか、ライフプランを作成するときのヒントになれば幸いです。


【老後資金はいくら必要であるのか】

これからの時代は、人生100年を前提とした老後資金を考える必要があります。2019年に「老後に2000万円の資金が必要である」という言葉が話題になりましたが、人によって、年間支出額も年間収入額も、老後の生活年数も異なるため、一概にいくら必要である、と答えられません。ですから、まずはお客様の状況をしっかりヒアリングすることから始める必要があります。

老後の必要資金は、下記の計算式で把握できます。
(年間支出-年間収入)× 老後の生活年数

また、生活スタイルで必要額が大きく異なります。老後資金のシミュレーションをする時には、世帯構成(家族あり生活か独身生活)、住居(持ち家か賃貸)、仕事(会社員か自営業など)などの前提条件で大きく変化します。生活レベルをどうするのか、介護状態になった時には自宅介護か施設介護にするか、自分自身がどのような人生を送りたいのかじっくり考える必要があります。

前述の「老後資金2000万円問題」の根拠は、年金収入の不足分の生活費が毎月5.5万円あるという前提で、65歳から20年~30年分の計算をすると約1300万円~2000万円が必要になるという金融庁の試算がベースとなったものですが、老後の生活資金がいくらあれば安心かどうかは、やはりそれぞれ異なります。


【長生きリスクに備える】

私たちは100年生きるという前提でライフプランニングを考える必要があります。その際の大きなリスクは「長生きリスク」です。「長生き=ポジティブ」であるはずなのに、老後の年金生活でお金が底をつき生活に困ることが社会問題になりつつあります。高齢者の貧困問題は年々深刻になってきており、厚生労働省の「被保護者調査」(令和3年3月分概数)の結果によると、生活保護を受けている被保護世帯数が全国において164万世帯あるなかで、その半数以上の91万世帯が高齢者世帯で占められています。

では、長生きリスクに備えるためのポイントについて考えてみましょう。

1.生活支出を意識的にコントロールする
会社を退職後、リタイアメント生活に入ると、収入は基本的には年金収入となります。その中で日々の生活費をまかなっていきます。年金収入よりも支出が多くなるケースが多く、不足する金額は退職金や貯蓄を取り崩していくことになります。取り崩し額をしっかり把握することにより、資金がゼロになる時期を知ることができます。

2.「人生を豊かに楽しむための資金」を計算に入れる
生活コストとは別に、「人生を豊かに楽しむための資金」を把握しておくことも大切です。例えば、旅行やゴルフなどの趣味を楽しむための予算や、車購入費用、自宅リフォームや家族へのプレゼント、孫への教育資金贈与といった、まとまった額が必要となる支出のことを指します。こちらも前もって計画に入れておく必要があります。

3.医療や介護にかかるコストを考える
健康寿命が長いことが理想ですが、高齢になればなるほど何らかの病気にかかるリスクや認知症リスク、要介護リスクなどの割合が高まります。そうなった時に、必要となる「医療費」や「介護費用」についてもある程度予算に入れて準備をしておく必要があります。

これらのポイントを把握し、リタイア後のライフプランを立てて、上記のような必要資金をあらかじめ収支計画の中に盛り込んでおくことにより、「長生きリスク」に備えることができます。

また、老後資金が不足しそうな場合はどのような対処法があるかを以下に記載したいと思います。

1.働いて収入を得る
会社を定年退職した後も、健康で元気であれば働くという選択肢も入れましょう。働くことにより社会活動への参加や人とのコミュニケーションを継続できるので、健康寿命の延伸にもつながるとも言われています。

2.余剰資産を運用する
「お金にも働いてもらう」という発想を持って、資金の一部について資産運用を取り入れましょう。投資可能額をきちんと設定し、その範囲内にとどめることが重要です。投資可能額は、ライフプランをもとに今後10年以上使う予定のない資金を指します。

3.支出を見直す
上記の対策をとっても不安な場合は、「生活レベル」を落として支出を抑えることや、「ゴール資金」のうち、優先順位の低いものから削ることも検討せざるを得ないかもしれません。例えば、旅行の頻度を減らしたり、車の買い替え費用の予算や孫への教育資金贈与を減らしたりするなど、最初に取り組むものではありませんが、次の一手として検討します。


【まとめ】

老後は環境の変化、体調の変化も起きやすいです。その上、資金不足に悩み生活を切り詰めながら残りの日々を暮らすことは、とても辛いものです。そのような事態にならないためにも、しっかりライフプランを立てて対策していきましょう。お客様自身でプランを作る労力は大きいですので、私たちFPがお客様に寄り添い、明るい老後資金を作り出せるお手伝いをしたいものですね。



――――――――――――――――――

<執筆者紹介>

寺澤 真奈美 (てらさわ まなみ)
通信費見直しアドバイザー
Gallup認定ストレングスコーチ

生保・損保勤務を経て2017年より独立系ファイナンシャルプランナーとして、
オンライン相談を中心に活動。ファイナンシャルプランナーとしては数少ない、
携帯スマホ・格安SIM等の通信費見直しを強みとしており、500件の通信費
見直し実績、さらにMVNO通信業者とのタイアップ企画の実績もある。

個人や企業従業員向けFP相談のほかに、セミナー講師、オンライン講座、ウェブ
サイトや情報誌などのコラム執筆も手掛ける。家計の見直し、格安SIM、
資産運用などの情報を誰にでもわかりやすく伝えることが強み。

近著に自身の資産形成の体験談を基にした『子どもを2人育てながら1億円貯めた
夫婦の40代FIREまでの道のり』kindle版で販売中。


・格安SIM・通信費見直し×誰でも効果がでる家計見直しが強みの
ファイナンシャルプランナー「寺澤真奈美公式HP」

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