FP向けメールマガジン FP E-PRESS

FPコラム『物価上昇にJリート、一時的下落は投資の好機!』/セミナー『事業承継のポイントを身につける』

■□■ FP E-PRESS(エフピーエプレス)(Vol.1118 2022/11/9) ■□■


皆さん、こんにちは

エフピー研究所の塩田です。

弊社主催のオンラインセミナーが11/23(水)と11/26(土)にそれぞれ開催されます。
まもなく募集が終了しますので、ご興味がある方はお早めにお申込をお願いい
たします。

それでは、今週のFP E-PRESS(エフピーエプレス)をどうぞお楽しみください。


━【 今週のラインアップ 】━━━━━


● おすすめセミナー紹介

 
● FP名人無料説明会のご案内


● FP業務 お役立ちコラム


● FPインターネット継続教育のご案内


━【 おすすめセミナー紹介 】━━━━━


【オンラインセミナー(ウェビナー)】

『中小企業経営者コンサルに活かす事業承継のポイントを身につける』


◆人気講師によるオンラインセミナー応募締切迫る!

今年の5月に実施したセミナーでは、定員以上に応募があるほど人気を集めました。
今回は、講師が数多くの相談・講演を行っている事業承継・相続分野でお話をしていただきます。
11/26(土)開催予定ですので、応募をご検討されている方はお早めにお申込をお願いいたします。

□■■ セミナー概要 □■■


【タイトル】『中小企業経営者コンサルに活かす事業承継のポイントを身につける』
【講師】   福本 芳朗講師
【日程】   2022-11-26(土) 13:00-16:00
【方法】   オンラインセミナー(ウェビナー)
【受講料】  ¥5,500(税込)
【FP単位】  3単位
【概要】

多くの中小企業で経営者の高齢化が進み、事業承継への取り組みが待ったなしの課題となる中、FPに相談を持ちかけられるケースが増えてきています。
この講座では、最新の情勢を踏まえた事業承継の基本知識や課題を解説するとともに、FPが身につけておくべき事業承継コンサルティングのポイントに関して、事業承継や相続について数多くの相談・講演を行っている講師がお伝えします。

<お申込みはこちらのURLのページから>
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=253


■□■ カリキュラム内容 ■□■


<カリキュラム>

■事業承継に必要な法知識を確認する ~事業承継ガイドラインの基本~
1.事業承継の重要性
2.事業承継に向けた準備の進め方
3.事業承継の類型(親族内、従業員、M&A等)ごとの課題と対応策
4.事業承継の円滑化に役立つ手法
5.個人事業主の事業承継
6.中小企業の事業承継をサポートする仕組み

■事業承継に必要な税知識を確認する ~事業承継税制の基本~
1.株価を引き下げる
2.贈与を活用する
3.事業承継税制を利用する
4.非課税枠など

■事業承継を支援するためのポイント ~事業の成長を支援する秘訣~
1.財務面を中心に事業を見つめなおす
2.経営理念の承継と見直し
3.知的財産の承継のポイント
4.資産の承継のポイント
5.人的資源の承継のポイント
6.事業戦略立案・事業承継計画策定のポイント

■□■ お申込詳細 ■□■


<詳細・お申込みはこちらのURLから>

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=253


皆様のご応募をお待ちしております。


━【 近日開催のセミナー 一覧 】━━


■ 11/23(水)

<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『女性の働き方と社会保険適用アドバイスのための最新知識』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=252


■ 11/26(土)

<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『中小企業経営者コンサルに活かす事業承継のポイントを身につける』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=253


■ 11/29(火)

<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『「FP名人Next」を極める!!使いこなし講座≪操作編≫』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=207


『「FP名人Next」を極める!!使いこなし講座≪事例研究&コンサル編≫』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=220


■ 12/24(土)

<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『FPとして知っておきたい身近な障害年金の基礎と重要ポイント』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=254



━【 FP名人 無料説明会のご案内 】━


【FP名人新規ご購入を検討中のお客様へ】


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・事前予約制、約60分の説明会(無料)となります。


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なお、ウェビナーという形式でZoomを使用して説明しますので、カメラやマイクは
不要で、他の参加者に顔や名前が見えることはありません。
お気軽にご参加下さい。


■■□オンライン説明会■■□


全国どこにお住まいの方も、パソコン・タブレット端末があれば参加できます!
 

<開催スケジュール>


◆2022年11月11日 10:00 ~

◆2022年11月25日 10:00 ~

お申込みはこちらから
https://www.fplabo.co.jp/fptool/fp-meijin/event.php


皆様のお申し込みをお待ちしております。



━━【  FP業務 お役立ちコラム  】━━


『物価上昇にJリート、一時的下落は投資の好機!』
  

(執筆者:梶井 広行)

―――――――――――――――――――――

こんにちは、株メンター梶井です。
今回は物価上昇期のJリート投資について、海外投資と比較しながら改めて考えてみます。
第54回の今回は「物価上昇にJリート、一時的下落は投資の好機!」です。

【物価上昇期、インフレからスタグフレーションへ】
デフレに悩まれていた日本に、物価上昇の波がやってきました。20年以上にわたりデフレマインドに支配されていた日本人の多くは、現金主義、タンス預金を得意としてきましたが(笑)、今後はもう通用しません。物価が継続的に上昇すれば、物価を加味した現金の実質価値は毎年目減りし続けます。だから、何かインカムを生む投資先を見つけて運用しなければなりません。
ところが日本の金利は0%、インカム運用の王道、国内債券は利回りがほぼ0%で、これでは運用になりません。

そこで日本の個人は今、こぞって海外投資を積極化しています。
しかし、海外市場には大きな落とし穴が待っています。スタグフレーションです。物価が上昇しながら景気が後退する局面です。物価抑制のため世界の中央銀行が利上げを積極化していることが景気悪化に拍車を掛けると懸念されています。
スタグフレーションにおいては金利が上がり、企業業績が悪化するため、株価、そして債券価格の両方を大きく下落させます。海外株投資、海外債券投資も共に難しい状況となるのです。欧米、新興国の多くは日本より物価の高騰が進んでいるため、高金利の悪影響も大きくなることが想定されます。
一方日本の場合は、相対的にスタグフレーションの影響が軽微であろうと思われます。
残念なことですが、日本の場合賃金の伸びが低いので物価上昇もマイルド、よって日銀黒田総裁が来年交代となっても大幅利上げが実施される可能性はその後も低く、金利もあまり大きく上昇しないとみられます。
このような状況下では、Jリートが役立つと考えます。Jリートの相対的な投資魅力が維持されると期待できるからです。Jリート市場の利回りは現在4%近くあり、日本の長期金利が多少上昇してもJリートの投資魅力が大きく損なわれることはないと思われます。
ちなみに海外リートの場合は、当地の金利が大きく上昇することでリートの魅力が大きく損なわれる可能性があります。現下の状況では、海外リートへの投資は勧めません。


【一時的下落はJリート投資の好機】
さて、足元のJリート市場をみると、秋口まで東証REIT指数で2000ポイント台を維持し堅調でしたが、9月下旬以降軟化し、10月下旬にかけて一時1900ポイント割れまで急落しました。
その背景として考えられるのは、Jリート固有の要因というより世界の金融市場等の変化だろうと思います。具体的には9月下旬の英市場の政局混乱に伴うトリプル安(株安・債券安・通貨安)の影響(英年金基金が証拠金確保のため資産投売り実施、またその余波)や、10月の米金利の上昇、などであろうと推察します。また利上げ加速の観測から、世界的な景気後退が強く意識され、海外投資家からの売りが嵩んだのでしょう。

しかしこれらは、Jリートに由来する要因ではありません。
その証拠に、10月末には値を戻しました。
Jリート市場は規模が小さく世界の金融市場の影響を受けやすい傾向があります。特にリスクオフの局面で一時的に驚くほど売られてしまうことがあります。海外ファンドなどがポジションの評価損急増に伴い証拠金の追徴に迫られ、現金を確保するため投資先を皆、投売りをすることがその要因だとみています。(コロナショック、アルケゴスキャピタルの危機、等)
つまり、世界のどこかでリスクが発生すると、直接関係ないJリートが売られる、ということが起こるのです。リートの利益・配当に大きな変化が無ければ、いずれ投資口価格は元に戻ることが考えられます。

【買い場はたびたび来る】
今後はスタグフレーション、厳しい時代の到来、となります。世界の金融市場の混乱は度々発生しマーケットを襲うと思われます。そのたびにJリート市場も連れ安する可能性があります。しかしこれらは、Jリートのインカム投資にはチャンスとなります。投資口価格が下がるほど、高い利回りで投資できることになるからです。
Jリートへの投資機会は、今後度々訪れるでしょう。複数回のうち、いつが大チャンスかは私にもわかりません。買い場は数年、長ければ5年以上も続くと私はみています。
投資タイミングを分散し、全体の投資額の1/5、いや1/10ずつでも結構、少しずつ少しずつ、安い時に信頼できる銘柄を買い増して下さい。
これには事前の準備が肝心です。銘柄は事前に決めておく必要があります。Jリート、学びましょう。皆さんの資産を守る道具として役に立つと思います。

なお、海外投資はくれぐれも、やめて下さい。株も、債券も、海外投資でリターンの出る時代は終わりました。
いつ処分? 今です。


以上、株メンターがお届けしました。
次回もお楽しみに。

<執筆者紹介>

梶井 広行 (かじい ひろゆき)

信頼できる株・運用の相談相手「株メンター」

三菱UFJ国際投信 元ファンドマネージャー、
日本証券アナリスト協会検定会員

三菱UFJ国際投信、三菱UFJ信託銀行等にて
日本株、Jリートのファンドマネージャー、
アナリストとして、機関投資家の年金
・投信運用に延べ30年弱 携わる。

特に2007年以降、三菱UFJ国際投信にて
Jリート1000億超ファンドの責任者として
2017年まで10年間運用を担当し、
複数の以下アワードを連続受賞。

・モーニングスターアワード2014
 最優秀ファンド賞

・モーニングスターアワード2012、2013
 優秀ファンド賞

・R&Iファンド大賞 2012~2015
 優秀ファンド賞受賞
  
(以上、国内REIT型 部門)
2017年末 三菱UFJ国際投信 退職。

2018年 信頼できる株・運用の相談相手
「株メンター」として投資教育業、
コンサルティング業を創業。

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