FP向けメールマガジン FP E-PRESS

FPコラム『賃貸物件入居者向けの家財の火災保険の動向』/セミナー『2023年のマーケット環境と、インフレ下・景気後退期の資産保全術』

■□■ FP E-PRESS(エフピーエプレス)(Vol.1119 2022/11/16) ■□■


皆さん、こんにちは

エフピー研究所の塩田です。
1月に『2023年のマーケット環境と、インフレ下・景気後退期の資産保全術』と
題したセミナーを開催いたします。日々変化するマーケットの動向を専門家から
直接勉強できる絶好の機会だと思います。詳しくはセミナー紹介をご覧ください。

それでは、今週のFP E-PRESS(エフピーエプレス)をどうぞお楽しみください。


━【 今週のラインアップ 】━━━━━


● おすすめセミナー紹介

 
● FP名人無料説明会のご案内


● FP業務 お役立ちコラム


● FPインターネット継続教育のご案内



━【 おすすめセミナー紹介 】━━━━━


【オンラインセミナー(ウェビナー)】

『2023年のマーケット環境と、インフレ下・景気後退期の資産保全術』


◆資産運用のプロが2023年のマーケットの見通しと資産保全術を伝授!

新年1月開催ということで2022年のマーケットの総括と2023年の動向について、
資産運用がご専門の講師にご教授をいただきます。先行き不透明なマーケット
市場で今何が起きていて、今後どのように動いていくか最新の情報を知りたい
方におすすめです。また、同時に現在のマーケット環境下で有効な資産を守る
ノウハウも学べますので、実生活にも役立つ講座となっております。

□■■ セミナー概要 □■■


【タイトル】『2023年のマーケット環境と、インフレ下・景気後退期の資産保全術』
【講師】   久保 逸郎講師
【日程】   2023-1-29(日) 14:00-17:00
【方法】   オンラインセミナー(ウェビナー)
【受講料】  ¥6,600(税込)
【FP単位】  3単位
【概要】

2022年は世界的な物価上昇とそれに伴う物価の上昇、ロシア・ウクライナ情勢の悪化など、さまざまなことが起こりました。
本セミナーは、2022年マーケットの振り返りから、2023年以降の短期・中期・長期の見通しとスタグフレーション時代(インフレ下・景気後退期)の注意点・保全術を、資産運用のプロフェッショナルである講師からお伝えいただきます。
投資家としてもアドバイザーとしても役立つ内容になっております。

<お申込みはこちらのURLのページから>
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=258


■□■ カリキュラム内容 ■□■


<カリキュラム>

1、2022年のマーケットを振り返る

2、逆金融相場で潮目が変わる

3、短期・中期・長期視点でのマーケット見通しと期待リターン

4、アルファ獲得の重要性と戦略的ポートフォリオ

5、スタグフレーション時代(インフレ下・景気後退期)の資産保全術


■□■ お申込詳細 ■□■


<詳細・お申込みはこちらのURLから>

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=258


皆様のご応募をお待ちしております。


━【 近日開催のセミナー 一覧 】━━


■ 11/23(水)

<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『女性の働き方と社会保険適用アドバイスのための最新知識』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=252


■ 11/29(火)

<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『「FP名人Next」を極める!!使いこなし講座≪操作編≫』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=207


『「FP名人Next」を極める!!使いこなし講座≪事例研究&コンサル編≫』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=220


■ 12/24(土)

<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『FPとして知っておきたい身近な障害年金の基礎と重要ポイント』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=254


■ 1/29(日)

<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『2023年のマーケット環境と、インフレ下・景気後退期の資産保全術』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=258


■ 2/18(土)

<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『老後の相談に強くなる!事例から考える退職金・社会保険と家計・保険・資産運用の対策』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=257


━【 FP名人 無料説明会のご案内 】━


【FP名人新規ご購入を検討中のお客様へ】


★参加特典としてFP名人ユーザー様のインタビュー集をプレゼント!

FP名人を活用し、成功されている方のインタビューを集めた冊子をプレゼント致します。
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  ~~ 概要 ~~

・FP名人の新たに購入することを検討中の方を対象とした説明会です。

・事前予約制、約60分の説明会(無料)となります。


「実際の操作画面を見てみたい、質問したい」という方は、ぜひご参加ください!

なお、ウェビナーという形式でZoomを使用して説明しますので、カメラやマイクは
不要で、他の参加者に顔や名前が見えることはありません。
お気軽にご参加下さい。


■■□オンライン説明会■■□


全国どこにお住まいの方も、パソコン・タブレット端末があれば参加できます!
 

<開催スケジュール>


◆2022年11月25日 10:00 ~

お申込みはこちらから
https://www.fplabo.co.jp/fptool/fp-meijin/event.php


皆様のお申し込みをお待ちしております。



━━【  FP業務 お役立ちコラム  】━━


『賃貸物件入居者向けの家財の火災保険の動向』
  

(執筆者:平野 敦之)

―――――――――――――――――――――

火災保険や地震保険は多くのケースで持ち家の火災保険についてのことが中心です。実際に持ち家は保険料負担が大きいため、改定などによる値上げの影響も大きく家計負担も重くなりがちです。

賃貸の火災保険では、物件を仲介する不動産業者が保険代理店を兼ねているケースが多く、物件の契約時に勧められるままに火災保険に契約することが一般的でしたがこの状況にも変化が生じています。

■賃貸物件の借主向けの火災保険
賃貸物件に入居する際の賃貸借契約書には、火災保険について記載されていることも珍しくありません。物件を所有する大家からすれば、入居者が当該物件に損害を与えた場合、損害賠償してもらわないと困ります。そのため、入居者が家財を対象に加入する火災保険に借家人賠償責任補償特約や個人賠償責任補償特約を付帯して契約するのが一般的です。賃貸では家財を保険の対象にするため、家財保険などと呼ばれることもありますが、単に家財を保険の対象にした火災保険です。

火災保険も自由化が進み各損保でさまざまな火災保険が発売されている一方、賃貸物件の借主向けの火災保険は補償内容にあまり大きな差がありません。個別に借主のニーズに合わせて火災保険設計をするというよりは、はじめからセットプランありきで提供しているためです。

入居者からしても物件についての内容や重要事項説明などの慣れない話を聞いた後、火災保険の話をされて、気がついたら契約まで終わっていたということもありがちなことです。

物件の立地や居住フロアなどにもよりますが、賃貸マンションなら火災保険の水災のリスクがあまり想定されないことがあります。賃貸物件でも水災補償を除外すれば保険料を削減できますが、自分で依頼しないとそこまでなかなか提案されないでしょう。

また専用住宅の場合には、賃貸借契約は概ね2年でこの期間に合せて、火災保険も保険期間2年の保険料一括払い(口座振替不能による免責が発生しない)にしているのが一般的です。保険料は2年一括で5千円前後くらいから2.5万円くらいで設定されていました(保険金額等による)。

■賃貸火災保険もネットで加入
賃貸物件用の火災保険は、各損害保険会社や少額短期保険等で取り扱いがあります。保険会社によって保険代理店経由でしか加入できないこともありますが、昨今はネット経由で加入できる保険も増えています。保険料も2年一括だけでなく1年間で提示するところもでています。

物件の構造や所在地、契約内容によりますが、安いものだと年間4,000円~5,000円くらいから提供をはじめているところもあります。例として損保ジャパンの子会社である少額短期保険のMysuranceが2022年7月から、月額380円から加入できるト賃貸火災保険をはじめています。

年間保険料で考えれば4,500円ほどなので先ほどの4,000円前後という金額とそう変わりませんが、月額でだしているところがポイントです。もともと賃貸借契約期間に合せた一括払いが中心だったので一般の人にはかなり安く見えるでしょう。賃貸の火災保険は、必ず不動産業者から加入しなければならないというわけではないのです。

■大家の立場としても入居者の火災保険
ここで立場を入れ替えて大家側や物件を管理する不動産業者の立場でも考えてみます。物件の入居者に任せたかたちの火災保険契約だと、どのような内容で契約するかみなバラバラになりますし、契約の更新が適正にされているか分かりません。

特に損害賠償事故が発生した際、火災保険の継続などを忘れていると物件の所有者の立場からすると不安です。その意味では管理する不動産業者が保険代理店をしていてどのような内容で火災保険に加入しているか分かっているのは安心感があります。

一方で、賃貸火災保険もネット加入が増えてくると一定数はそちらに流れる可能性も否定できません。借主がネットで加入するにしても、借家人賠償責任補償特約や個人賠償責任補償特約など最低限物件の所有者として必要な補償を伝えること、またそれを管理する仕組みを考えていかなければなりません。

■賃貸物件入居者向けの火災保険のポイント
借主が賃貸火災保険に加入する場合、その物件の立地や構造、周辺環境から発生するリスクが個別に異なるのは、持ち家と同じなのでハザードマップも含めてチェックは必須です。また補償を外せるとあれもいらないこれもいらないと安さ優先になりがちです。自然災害が増えている状況の中で、リスクを軽く考えずに補償内容をしっかり確認することが基本です。

また引越をして新たに入居する物件で火災保険を加入するケースが多いでしょう。すでに2年一括で家財保険に契約している場合、残存期間によりますが現在の契約を解約すれば所定の計算で残りの期間分の保険料は返金されます。持ち家の火災保険以上に何となく契約して、何となくそのままになっているのが少なくないのが賃貸火災保険です。FPがアドバイスする予備知識として覚えておくといいでしょう。

――――――――――――――――――――

<執筆者紹介>

平野 敦之(ヒラノ アツシ) 平野FP事務所 代表

CFP(R) 1級FP技能士 宅地建物取引士 2級DCプランナー

証券会社、損害保険会社等を経て1998年に独立。生命保険、損害保険
のプロフェッショナルとして実務を重視した活動を展開し、相談業務
やセミナー講師・執筆活動などを行っている。また中小企業の営業支
援も展開。


・ あなたの人生を変えるお金の情報メディア

Mylife Money Online http://mylifemoney.jp/


・ Official Website

http://www.office-hirano.net

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