FP向けメールマガジン FP E-PRESS

FP向けコラム『Jリートのファンドマネージャーとは』/【看護師FPが伝える】セミナー『がん保険提案時の注意点』

■□■ FP E-PRESS(エフピーエプレス)(Vol.1096 2022/06/08) ■□■


皆さん、こんにちは

エフピー研究所のミタです。


今週はやたら雨が降るなと思ったら、どうやら関東甲信地方は梅雨入りだそうです。

いつもより早いと感じました。

見ると去年より8日も早い梅雨入り。


ただ平年では1日早いだけとのことなので、

私の感覚が大げさなだけのようです。



今週も株式会社トップマネージャー・ラボ様からPR情報があります。

詳しくはラインナップ内のPR情報をご確認ください!



それでは、今週のFP E-PRESS(エフピーエプレス)もどうぞお楽しみください。



━【 今週のラインアップ 】━━━━━


● PR情報 「『認知症対策マネーアプローチ』勉強会」


● 近日開催のセミナー 一覧

 
● FP名人のご案内


● FP業務 お役立ちコラム


● FPインターネット継続教育のご案内



━━【 PR情報 『認知症対策マネーアプローチ』勉強会  】━━━━━


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━【 近日開催のセミナー 一覧 】━━



■ 6/28(火)

<オンラインセミナー(ウェビナー)>

『「FP名人」ソフトを極める!!使いこなし講座≪操作編≫』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=207


『「FP名人」ソフトを極める!!使いこなし講座≪事例研究&コンサル編≫』

https://www.kyoukara.jp/school/?detail=220



■ 7/30(土)

<オンラインセミナー(ウェビナー)>

『人生100年時代に備える資産形成!基礎から押さえるiDeCo・つみたてNISA』
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=237




━【 FP名人のご案内 】━━━━━


弊社は普段、プロFPの方々による業務をサポートするために、様々なFPツールを開発、提供しております。

中でもライフプラン作成ソフトである「FP名人」は、1996年からのロングセラー商品です。



HPではFP名人の操作をガイドする「動画解説」や

ご利用いただいているユーザー様の声を集めた「ユーザー様の声」の

ページをご用意しています。


<動画解説>
https://www.fplabo.co.jp/fptool/fp-meijin/movie.php
※音声なし


<ユーザー様の声>
https://www.fplabo.co.jp/fptool/fp-meijin/users-voice.php



月に2回ウェビナー形式で無料説明会も実施しています。
カメラやマイクは不要で、他の参加者に顔や名前が見えることはありません。
お気軽にご参加下さい。

<FP名人 無料説明会>
https://www.fplabo.co.jp/fptool/fp-meijin/event.php



導入を検討されている方はもちろん、

ちょっとした興味をお持ちの方もこの機会に是非ご確認ください。




━━【  FP業務 お役立ちコラム  】━━


『Jリートのファンドマネージャー(FM)とは』
  

     (執筆者:梶井 広行)


―――――――――――――――――――――


こんにちは、皆さんいかがお過ごしですか。

さて今回は、私の旧職である、ファンドマネージャーという仕事について経験談をご紹介してみようと思います。
ファンドマネージャーとは、運用の世界ではともかく、一般の方々にとっては印象が薄く、ピンと来る方は少ないのではないでしょうか。
資産運用業界を担うその姿、リアルな日常など、私の例を少し具体的にお伝えしてみたいと思います。

第49回目の今回は「Jリートのファンドマネージャー(FM)とは」です。



【FMとは】

FMとは、預かったファンドを一定のリスク許容度の範囲内で運用し、投資成果を追求する運用責任者です。
運用者のスタイル別に、超過収益を積極的に狙うアクティブ運用と市場指数との連動を狙うパッシブ運用の2つがあり、アクティブ運用ではより高い成績を求めて自己裁量で独自の工夫を行います。私はアクティブ運用のFMでした。

独立系の運用会社ではなく、金融機関に属するいわゆるサラリーマンFMの場合、会社が企画し資金を集めたファンドを預かり、会社から運用を一任されます。許容されたリスクの範囲内ですが、投資計画を毎月事前に承認を受けた後は、FMの一存で自由に売買をし、投資銘柄のウェイトをコントロールします。また計画は途中でも修正可能なので、実質的に全くの自由裁量で運用していました。売買に関して上司等から指図はありません。指示を出す側も間違える可能性があるので、責任を取りたくないため「あれを買え、売れ」等の指示はしません。だから、グイグイと毎日のようにファンドを動かし、ちぎれんばかりに(笑)売買していました。業界でも動くことで有名でした。ただ、決して動けばいいというものではありません、手数料もかさむし・・。

そして当然、担当ファンドの運用成績の全責任を負います。
サラリーマンにしては、個人の責任が極めて重くまた、責任の所在が非常に明確な仕事です。好成績でも成績が悪くとも、全て担当FMの成果です。

また毎日の運用成績は基準価額として日々新聞等に公表されます。つまり、日本中に運用成績が毎日丸見えなのです。まさに「まな板の上のコイ」状態です。
重過ぎる責任に対し、割が合わない仕事と言えるかもしれません。成功報酬のような特別な手当を別途頂いていたわけでもありませんでした。
しかし、他の仕事にはない強烈なやりがいがありました。



【FMの日常】

2007年から2017年までの10年間、当時の日常、特に朝の最も忙しい時間を、どう過ごしたかご紹介します。
朝は7時に会社入り、昨夜から今朝までのマーケット情報(海外市場動向、他)を集め、またリート全社のリリース(開示情報)を全て確認し、相場観を頭で整理し個別銘柄の投資ウェイトに落とし込みます。

市場は9時オープンで、売買注文を社内トレーダーに発注するのは8時40分頃までです。情報を集めてから発注までの1時間弱が1日で最も集中する時間です。ファンドは毎日のように資金の増減があり、例えば分配金の払出しで資金が大きく流出する際などには、大量に売る必要があります。この資金移動が日々かなり激しく、かつ当日朝にならないと分からないこともあるので、朝に確認した直後にその資金移動分も含め、売買の量を即決しなければ寄り付きに間に合わないのです。
まあ、注文は昼過ぎでも可能なのですが、終日かけて市場にインパクトを与えずに量をこなす必要があるため、朝の寄付に必ず間に合うようにしていました。
投資銘柄の目標ウェイト、そして市場で成立する日々の平均売買量などを全社全て頭に入れ、その日の発注量を資金移動も加味して全銘柄、瞬時に決めてゆきます。1日の売買銘柄は多ければ数十銘柄にもなります。
それを早ければ30分位で決めて、入念な確認作業を経て社内トレーダーに注文します。証券会社への発注は彼らが行う形です。

正直自分でもよく大間違いをしなかったな、と思います。当然、資金ショート等のリスクとも毎日隣り合わせです。もの凄い緊張と毎日、戦います。心拍が毎日のように上がります。この朝の注文の際に、いつもペットボトルが30分位で1本空になります。そして、注文がギリギリ間に合って終わると、朝9時前にもうお腹が「グー」と鳴ったりしました(笑)。

これが私流のやり方でしたが、あの注文の方法は他人に教えようにも教えられません。まさに全集中、でした。
今振り返れば、リスク管理の観点からしても少し余裕をもって売買すべき、とも思います。ただ当時は、最善を尽くそうとの責任感から、毎日フルスイングで対応していました。


今号はここまで、です。
次号は、FMの具体的職務や社内でFMになるまでのプロセス、などについてお伝えできればと思います。


以上、株メンターがお届けしました。
次回もお楽しみに。




――――――――――――――――――

<執筆者紹介>


梶井 広行 (かじい ひろゆき)

信頼できる株・運用の相談相手「株メンター」

三菱UFJ国際投信 元ファンドマネージャー、日本証券アナリスト協会検定会員

三菱UFJ国際投信、三菱UFJ信託銀行等にて
日本株、Jリートのファンドマネージャー、アナリストとして、
機関投資家の年金・投信運用に延べ30年弱 携わる。

特に2007年以降、三菱UFJ国際投信にて
Jリート1000億超ファンドの責任者として2017年まで10年間運用を担当し、複数の以下アワードを連続受賞。

・モーニングスターアワード2014
 最優秀ファンド賞

・モーニングスターアワード2012、2013
 優秀ファンド賞

・R&Iファンド大賞 2012~2015
 優秀ファンド賞受賞
  
(以上、国内REIT型 部門)
2017年末 三菱UFJ国際投信 退職。

2018年 信頼できる株・運用の相談相手
「株メンター」として投資教育業、
コンサルティング業を創業。



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