FP向けコラム『保険契約のクーリングオフ改正』/【看護師FPが伝える】セミナー『がん保険提案時の注意点』
■□■ FP E-PRESS(エフピーエプレス)(Vol.1097 2022/06/15) ■□■
皆さん、こんにちは
エフピー研究所のミタです。
今月13日、2025年度以降の新築の建物すべてに
断熱性能などの省エネ基準を義務付ける改正法が成立したそうです。
住宅ローン控除の内容もそうでしたし、先日は東京都の新築建物への太陽光パネル設置義務化が話題になりましたが、省エネルギー化への流れは今後も加速していきそうですね。
それでは、今週のFP E-PRESS(エフピーエプレス)もどうぞお楽しみください。
━【 今週のラインアップ 】━━━━━
● おすすめセミナー紹介
● FP名人無料説明会のご案内
● FP業務 お役立ちコラム
● FPインターネット継続教育のご案内
━【 おすすめセミナー紹介 】━━━━━
【オンラインセミナー(ウェビナー)】
『看護師FPが伝える、がん患者の実情から見えたがん保険提案時の注意点』
◆「看護師×FP」両方の経験を持つ講師
講師は、黒田ちはるFP事務所代表 黒田ちはる氏です。
黒田氏は当初看護師として働いておりましたが、ご自身の結婚を機にFPの資格を取得。
医療従事者とFPが協働していくことで患者さんやご家族の生活を支えていけるのではと考え、両方の経験を持つ「看護師FP」として起業されました。
現在ではがん患者専門の家計相談事務所として、個別相談はもちろん生命保険会社や病院などでセミナー講師を務め、ご活躍をされています。
□■■ セミナー概要 □■■
【タイトル】『看護師FPが伝える、がん患者の実情から見えたがん保険提案時の注意点』
【講師】 黒田ちはる講師
【日程】 2022-08-28(日) 15:00-17:00
【方法】 オンラインセミナー(ウェビナー)
【FP単位】 2単位
【概要】
がん保険に入っていても経済面で苦労されている方を見てきた講師の経験を振り返り、ご自身のお客様が実際にがんになった際に本当に困らないための保険提案法として、データではわからない、がんの保障必要額の実際や他人事にならないためのがん保険説明方法、そして顧客から信頼される正しいがん情報の伝え方等を扱います。
がん患者とのご相談に特化している講師の経験談を知ることで日頃の保険提案でどのようなことをお客様にお伝えをして提案するとよいのかを学ぶことができます。
<お申込みはこちらのURLのページから>
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=238
□■■ 講座の目的・対象者 □■■
<こんな方におススメです>
◆顧客が安心・納得して保険に加入できる提案・説明方法を身につけたい
◆顧客との信頼関係を高めるためのポイントをおさえたい
◆お客様ごとに合った、本当に最適ながん治療のプランニングを知りたい
◆保険会社のパンフレットではわからない現場ならではの話をききたい
◆どのようにがん治療との向き合ったらよいか、その考え方について知りたい
■□■ カリキュラム内容 ■□■
<カリキュラム>
1.活動紹介
2.データではわからない、がん治療生活の実情(事例紹介)
3.がん患者の実態からわかる、がんの保障必要額とがん保険説明方法
4.がん情報で顧客との信頼関係を損なわないためのポイント
■□■ お申込詳細 ■□■
<詳細・お申込みはこちらのURLから>
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=238
皆様のご応募をお待ちしております。
━【 近日開催のセミナー 一覧 】━━
■ 6/28(火)
<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『「FP名人」ソフトを極める!!使いこなし講座≪操作編≫』
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=207
『「FP名人」ソフトを極める!!使いこなし講座≪事例研究&コンサル編≫』
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■ 7/30(土)
<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『人生100年時代に備える資産形成!基礎から押さえるiDeCo・つみたてNISA』
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=237
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なお、ウェビナーという形式でZoomを使用して説明しますので、カメラやマイクは
不要で、他の参加者に顔や名前が見えることはありません。
お気軽にご参加下さい。
■■□オンライン説明会■■□
全国どこにお住まいの方も、パソコン・タブレット端末があれば参加できます!
<開催スケジュール>
2022年 6月24日(金)10:00 ~
お申込みはこちらから
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皆様のお申し込みをお待ちしております。
━━【 FP業務 お役立ちコラム 】━━
『保険契約のクーリングオフ改正』
(執筆者:平野 敦之)
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保険(生命保険や損害保険)のクーリング・オフは、申し込みや締結した保険について所定の期間であれば、無条件にその保険契約の申し込みの撤回や解除をすることができる制度です。ファイナンシャルプランナー資格のテキストへの掲載や試験問題などに出題されることもあるので、おおまかな条件については覚えている人も多いでしょう。
■保険のクーリング・オフ
一般的に保険契約は、クーリング・オフに関する書面を受け取った日または申込日のいずれか遅い日からその日を含めて8日以内であれば、契約の撤回をすることが可能です。保険会社によってはこの8日以内という期間を10日以内や15日以内、30日以内などに延長しているケースもあります。なお、書面による契約撤回の申出日は郵便局の消印で判断されます。
具体的なクーリング・オフの手続きは、保険会社の本社や支社宛てに書面を郵送して行うもので電話による方法ではクーリング・オフすることができません。またクーリング・オフによって保険契約が撤回されると、保険会社は領収した保険料を返金します。
保険契約のクーリング・オフを行う方法については、保険業法第309条に定められていますが、このたびこの一部が改正されています。
■改正により電磁的記録による保険のクーリング・オフが可能に
これまで保険会社に対する申し込みの撤回または解除の通知について、「書面」による方法のみが定められていました。このたびこれに加えて改正により「電磁的記録」による保険契約のクーリング・オフの方法が追加されました。具体的にはこれにより、保険会社のホームページからの手続きやe-mailなどによる保険契約の撤回の申し出が可能となりました。
保険業法は2022年5月9日に施行されていますが、すでに各保険会社は対応を行っており、早い会社は2022年4月の商品改定や発売などに合せて保険約款の改定などを実施しているところもあります。
■クーリング・オフできないケースに変更はない
保険契約のクーリング・オフについては電磁的記録による方法でも可能になりましたが、改正されたのは、この方法についてのみです。
例えば以下のようなケースではクーリング・オフすることができませんが、このようなケースについて変更はありません。
・契約にあたって医師による診査を受けた場合
・保険期間が1年以内の契約の場合
・法律上、保険加入が義務付けられている契約(自賠責保険等)
・営業、事業のために締結した契約
・法人、社団等が契約した契約
・質権が設定された契約
・第三者の担保に供されている契約
・通信販売特約により申し込まれた契約 など
保険期間が1年以下の契約が多い損害保険分野は対象にならない契約が多いため、保険契約のクーリング・オフについては第一分野や第三分野の保険が中心になるでしょう。
■保険契約のクーリング・オフとFPの業務
生命保険や損害保険の販売をしている人を除くと保険契約のクーリング・オフについてFPが顧客から相談を受けるケースはそんなに多くないかもしれません。
しかし一般の人はこうした知識に乏しい人も少なくありません。スマホやパソコンなどが苦手な人を除くと今後は保険契約についてのクーリング・オフについては電磁的記録によるネットを使った方法が中心になるでしょう。
保険会社によってクーリング・オフ改正の対応について多少の違いはあるものの、保険会社の基本的な対応として各保険会社のホームページ上で案内を設けています。具体的にはホームページ上でのクーリング・オフの受付や連絡先などを案内していることがほとんどです。
「●●●●(保険会社名) クーリング・オフ」のキーワードでWEB検索すれば契約先の保険会社のクーリング・オフの案内およびその保険会社における具体的な手続き方法について確認することができるでしょう。
保険契約をクーリング・オフするということは、申込した保険契約について何らかの不信感や疑義があることになります。難しい内容ではありませんが、保険加入や見直しのタイミングについてだけでなく、契約の撤回についても基本的な内容をこの機会に再確認しておくようにしてください。
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<執筆者紹介>
平野 敦之(ヒラノ アツシ) 平野FP事務所 代表
CFP(R) 1級FP技能士 宅地建物取引士 2級DCプランナー
証券会社、損害保険会社等を経て1998年に独立。生命保険、損害保険
のプロフェッショナルとして実務を重視した活動を展開し、相談業務
やセミナー講師・執筆活動などを行っている。また中小企業の営業支
援も展開。
・ あなたの人生を変えるお金の情報メディア
Mylife Money Online http://mylifemoney.jp/
・ Official Website
http://www.office-hirano.net
http://ファイナンシャルプランナー相談.com
・「いまから始める確定拠出年金投資」 自由国民社
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