【深野康彦氏執筆】コラム『投資信託の人気の顔ぶれ変わらず』/ セミナー『相続対策とFPアドバイス』
■□■ FP E-PRESS(エフピーエプレス)(Vol.1102 2022/07/20) ■□■
皆さん、こんにちは
エフピー研究所のミタです。
東京都では新型コロナウイルス感染者が1万人を超え、
日に日にその数を増していくような状況です。
一時は落ち着いたかと思われましたが、これからもまだ
注意・警戒が必要そうです。
熱中症対策と合わせて、気を付けていきたいですね。
それでは、今週のFP E-PRESS(エフピーエプレス)もどうぞお楽しみください。
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【オンラインセミナー(ウェビナー)】
『知っておきたい!「終活」を見据えた相続対策とFPアドバイス』
◆相続専門の行政書士として活動、講師歴は16年。
今回セミナー講師を務める明石講師は、相続専門の行政書士として、遺言書作成、家族信託契約書作成、おひとりさまや子のいない夫婦の準備、相続手続きなどを主に行う、相続関係のプロフェッショナルです。
また、親族が葬祭業のため供養業界にも詳しく、終活が話題になる前から生前や死後の対策を含めたセミナーや研修を全国で行っていらっしゃいます。
□■■ セミナー概要 □■■
【タイトル】『知っておきたい!「終活」を見据えた相続対策とFPアドバイス』
【講師】 明石久美講師
【日程】 2022-09-23 10:00-13:00
【方法】 オンラインセミナー(ウェビナー)
【FP単位】3単位
【概要】
「生前対策」というと税金対策や遺産分割対策など「財産対策」のイメージが強く、我が家には無関係と思っている人が多くいます。
しかし生きている間の病気やケガ、介護などへの対応に加えて、亡くなったときには、葬儀や納骨・法要などの供養、財産調査、遺産分割、役所等への手続き、遺品整理などをしなければなりません。何の対策もせずにいると、イザというときに困るのは家族です。
本セミナーでは、本人に起こる「介護・認知症」「供養」「相続」といった出来事に対して、残された家族に生じる問題を洗い出し、それぞれの対策や注意点などを広く取り上げていきます。
<詳細・お申込みはこちらのURLから>
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=250
□■■ 講座の目的・対象者 □■■
<こんな方におススメです>
◆「終活」に関してのアドバイスができるようになりたい
◆残された人間が抱える問題について把握したい
◆成年後見制度について知りたい
◆葬儀やお墓の問題について詳しくなりたい
◆遺言書やエンディングノートのポイントを知りたい
◆家族信託の活用方法を知りたい
■□■ カリキュラム内容 ■□■
<カリキュラム>
〇本人と家族のかかわり
〇介護・認知症で 子どもがかかえるかもしれない問題
・成年後見制度・申立てに関する知識
・「法定後見制度」利用の注意点
〇供養に関して 子どもがかかえるかもしれない問題
・「葬儀」のために考えておきたいこと
・墓じまいが必要な場合どうするのか
・新しい墓はどのようなものにするのか
〇相続などで 子どもがかかえるかもしれない問題
・死後にかかるお金はどうするのか
・遺言書を作成しておきたい人
・遺言書を作成する場合、どの遺言書で作成するのか
・家族信託を活用するとよいケース
・家族信託は遺産対策と併せて考える
〇エンディングノートに情報を残しておく
・残しておきたい情報等
■□■ お申込詳細 ■□■
<詳細・お申込みはこちらのURLから>
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=250
皆様のご応募をお待ちしております。
━【 近日開催のセミナー 一覧 】━━
■ 7/28(火)
<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『「FP名人」ソフトを極める!!使いこなし講座≪操作編≫』
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=207
『「FP名人」ソフトを極める!!使いこなし講座≪事例研究&コンサル編≫』
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=220
■ 7/30(土)
<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『人生100年時代に備える資産形成!基礎から押さえるiDeCo・つみたてNISA』
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=237
■ 8/28(日)
<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『看護師FPが伝える、がん患者の実情から見えたがん保険提案時の注意点』
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=238
■ 9/16(金)
<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『家計支出を最適化する「家計ポートフォリオ分析」の知識と活用術』
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=241
■ 10/23(日)
<オンラインセミナー(ウェビナー)>
『ゼロ金利・インフレ下の家計管理と 資産運用、手取額増加対策の実践』
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=251
━【 FP名人 無料説明会のご案内 】━
【FP名人新規ご購入を検討中のお客様へ】
★参加特典としてFP名人ユーザー様のインタビュー集をプレゼント!
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あなたのビジネスのヒントが見つかるかも!?
~~ 概要 ~~
・FP名人の新たに購入することを検討中の方を対象とした説明会です。
・事前予約制、約60分の説明会(無料)となります。
「実際の操作画面を見てみたい、質問したい」という方は、ぜひご参加ください!
なお、ウェビナーという形式でZoomを使用して説明しますので、カメラやマイクは
不要で、他の参加者に顔や名前が見えることはありません。
お気軽にご参加下さい。
■■□オンライン説明会■■□
全国どこにお住まいの方も、パソコン・タブレット端末があれば参加できます!
<開催スケジュール>
◆2022年 7月22日(金)10:00 ~
お申込みはこちらから
https://www.fplabo.co.jp/fptool/fp-meijin/event.php
皆様のお申し込みをお待ちしております。
━━【 FP業務 お役立ちコラム 】━━
『投資信託の人気の顔ぶれ変わらず』
(執筆者:ファイナンシャルリサーチ 深野康彦)
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2022年の上半期は資産形成(資産運用)を取り巻く環境は2021年と様変わりの状況となっています。さまざまな報道などを通じてマーケット環境の変化はFPの皆様方であればご理解されていると思われるので詳細は割愛しますが、株式のほか、債券、為替、果ては金を始めとするコモディティ(商品)まで乱高下という状況です。下半期もマーケット環境に大きな変化はないと思われることから、物価の上昇から購買力を低下させないために!と言いつつも投資は慎重に行うべきでしょう。
ただ、株式市場の乱高下と比較すれば投資家の行動は動揺していない、あるいは2008年秋のリーマンショックの頃と比較すると耐性が付いたように思えてなりません。投資信託協会が毎月公表している「投資信託概況(2022年6月)」によれば、ETFを除く公募株式投資信託への資金流入は6月も8169億円の純資金流入となり、純資金流入は19ヵ月連続となっています。
反面、公募株式投資信託の純資産総額は8776億円減少し、82兆7319億円と3ヵ月連続して減少しています。国内外の株式や債券市場などの下落がその要因のようですが、2022年上半期では世界のマーケットが不透明な状況にもかかわらず4兆651億円の純資金流入となっています。
過去、世界のマーケットの急変があると投資信託を始めとするリスク資産から投資資金は流出する傾向が強かったのですが、今回は流出ではなく流入が続いているのですから、個人投資家に耐性ができた、あるいは積立投資を淡々と行っている姿が浮かび上がり、学習効果が出てきた(急落に怖くなり積立を止めてしまう)といえるのではないでしょうか。
世界の株式市場の動揺を尻目に投資信託への資金流入が続いているのは、つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)による積立投資の普及をあげることができるでしょう。反面、多額の資金流入がある投資信託の顔ぶれにやや偏りが見られるのが気になるところです。
FPの皆様方であれば米国の株価指数「S&P500」に連動するインデックスファンドに人気(資金流入)が集中していることはご存じかと思います。運用管理費用(信託報酬)が運用成績に与える影響や個人投資家が投資コストに敏感になったことなどを考慮すればインデックスファンドに人気が集まるのは合理的といえるでしょう。
また、つみたてNISAの対象となる投資信託もインデックスファンドが中心なので人気の集中はある面では致し方ないのでしょう。しかしながら、人気が集中しているインデックスファンドは米国株だけを投資対象とする投資信託です。中・長期の視点に立てば2022年に入ってからの米国株の調整はノイズに過ぎず、時が経過すれば再び米国株は史上最高値を更新していくだろうという過去の経験則の延長で投資信託を選んでいる気がしてならないのです。投資信託の過去の運用成績は「今後の運用成績を保証するものではない」という状況にもかかわらず・・・。
世界的な株価の調整はロシアのウクライナ侵攻の地政学の顕在化もありますが、米国の高インフレを背景とした性急な金融引締政策が震源地と言っても過言ではないはずです。それでも米国株を投資対象とする投資信託に人気が集中していることが筆者には解せないのです。
経験則上リスクを抑えるには「長期・積立・分散」です。そのうち分散にフォーカスすれば「国際分散投資」が基本になるでしょう。人気が集中している海外株式型投資信託を購入するならば「米国株式型」ではなく「グローバル型」になるはずです。資金流入額が多い具体的な投資信託でいえば「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」ではなく「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」が米国株式だけで運用される投資信託よりも資金流入額が多くなってもよいはずです。そうならないのは投資家がリスク管理よりもリターン(収益)の向上に着目して投資信託選びを行っているからと考えられます。
リスクとリターンのどちらに重きを置くかは個々人のライフプランやリスク許容度などによりますが、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」と言いながらも実際の資産配分の約6割は米国株(2022年6月末現在)なのです。同投信のリスク・リターンは約6割も資金配分されているほぼ米国株式に準じるのでは投資家は満足できなくなっているのでしょうか。それとも過去の経験則から、今後数十年先も米国株式であれば「大丈夫」と考えているからでしょうか。筆者には米国株式一辺倒という考え方が今ひとつ理解できないのですが、FPの皆様方はご理解またはご納得されているでしょうか・・・?
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<執筆者紹介>
深野 康彦(ふかの やすひこ)
有限会社ファイナンシャルリサーチ代表
ファイナンシャルプランナー
1962年生まれ。大学卒業後、クレジット会社を経て独立系FP会社に入社。
FP業界歴30年以上を誇るベテランの1人。
金融資産運用設計を研鑽して1996年に独立。
現在の有限会社ファイナンシャルリサーチは2006年に設立(起業2社目)。
さまざまなメディアやセミナーを通じて、資産運用のほか、住宅ローンや生命保険、あるいは税金や年金などのお金周り全般についての啓蒙を行っている。
日本経済新聞夕刊「投信番付」のほか連載多数。
新聞・マネー雑誌、経済誌などへの執筆・取材協力および金融商品などのデータ提供を行いながら、テレビ、ラジオにも多数出演している。
主な著書:
『これから生きて行くために必要なお金の話を一緒にしよう』(ダイヤモンド社)
『会社が傾いても自分だけは大丈夫病』(講談社)
『あなたの毎月分配型投資信託が危ない!』(ダイヤモンド社)
『1万円から始めるETF投資』(日本経済新聞出版社)
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