FP向けメールマガジン FP E-PRESS

継続単位対象ウェビナーのお知らせ/Jリートでインフレヘッジ【FPコラム】/(Vol.1045 2021/6/16)



■□■□■ FP E-PRESS(エフピーエプレス)(Vol.1045 2021/6/16) ■□■□■


皆様こんにちは、エフピー研究所の本多です。

今朝は一時、バケツをひっくり返したかのような
すごい勢いの雨が降り、とても驚きました。
幸い、家を出る頃には小雨程度になっており
一安心しました。

皆様、くれぐれも雨具の用意はお忘れなく!



さて今回は、7月17日開催の黒田講師による、
「看護師FPが伝える!がん保険の診断給付金
プランニングの注意点」セミナーについてご紹介します。

こちらの講座は、【リスク】2単位が付与されます。


講師を務めるのは黒田ちはるFP事務所、
代表理事の黒田 ちはる氏です。
黒田氏は看護師として、最も間近なところでがん患者さんと
向き合われてきた経歴を持つFPです。

現在はがん患者専門の家計相談事務所として、個別相談や
各種セミナー講師を務められご活躍をされています。


今日、生保各社の競争激化により、医療保険やがん保険
において、給付金の支払い回数や一時金の金額など、
保障や特約の内容がどんどん拡充しています。

その一方で、お客様ごとに合った、本当に最適な
がん治療のプランニングというのは難しいのが現状です。

このセミナーでは、日頃からがん患者の方々と接している
黒田講師だからこそわかる、がん治療で本当に必要とされる
「その人に合った給付金の考え方や説明の仕方」と、
「顧客と信頼関係を損なわないための注意点」等について、
お話していただきます。


がんは誰もが罹患する可能性のある病気ですが、その治療法も
刻々と進化しています。

セミナーにご参加いただき、お客様への提案や、
ご自身,ご家族の方々のがん治療との向き合い方や考え方
についてお役立てください。


皆様のご参加をお待ちしております。

<概要・お申込みはこちらから>
https://www.kyoukara.jp/school/?detail=238




━【 今週のラインアップ 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


● FPインターネット継続教育のご案内
 
● FP名人無料説明会のご案内

● FP業務 お役立ちコラム


━━【 FP継続教育 通信講座のご案内 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 「今日から始めるインターネット継続教育」
  AFP15単位,CFP30単位の取得可能。

・2月1日からAFP15単位コースの価格を2,970(税込)から1,980円(税込)に引き
下げました。

AFP 15単位【1,980円税込】
CFP 30単位【2,970円税込】

  お申込みはコチラから
   WEB⇒ https://www.kyoukara.jp/index2.php
   スマートフォン⇒ https://www.kyoukara.jp/sp

     
■ 「今日からはじめる速達便継続教育」テキスト(冊子)版
  (パソコン・インターネットが苦手な方におススメ)

  お申込みはコチラから
   Tel⇒ 03-5803-2167   
   WEB⇒ https://www.kyoukara.jp/paper

━━【 FP名人 無料説明会のご案内 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【FP名人新規ご購入を検討中のお客様へ】

  ~~ 概要 ~~

 ・FP名人の新たに購入することを検討中の方を対象とした説明会です。
 ・事前予約制、約30分+質疑応答の説明会(無料)となります。

 「実際の操作画面を見てみたい、質問したい」という方は、ぜひご参加ください!

なお、ウェビナーという形式でZoomを使用して説明しますので、カメラやマイク
 は不要で、他の参加者に顔や名前が見えることはありません。
 お気軽にご参加下さい。

■■□オンライン説明会■■□

 全国どこにお住まいの方も、パソコン・タブレット端末があれば参加できます!
 
<開催スケジュール>
 
2021年 6月25日(金)10:00~


お申込みはこちらから
https://www.fptool.jp/event/

皆様のお申し込みをお待ちしております。



━━【 お役立ちコラム 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


「Jリートでインフレヘッジ」
 
(執筆者:梶井 広行 )

――――――――――――――――――――――――――――――――――

皆さんお元気ですか、株メンターです。

コロナ禍を機に、デフレ時代からインフレ時代へと経済・金融環境が今、徐々にシ
フトしています。

例えば7月からマヨネーズが値上げされますが、このように間もなく我々の生活上
でも、値上げの動きが多くの品物で拡がります。国際商品市況で資源も穀物も鉱物
も、大幅な上昇が続いているためです。

もともと景気低迷の長い日本ではデフレ圧力が強く、また近年のAI、IoT革命により
生産・製造のコストが可能なものは極限まで圧縮されるため、安価な製品を簡単に
大量に製造できるようになり、構造的デフレ圧力が働いています。

しかしその勢いを跳ね返して、今世界的にインフレの波が到来しているのです。

世界の中央銀行による超金融緩和で、マネーが大量にばら撒かれていることが大き
な要因です。その上さらに、コロナ対策として超巨額の財政出動が日・米・欧・中
等で実施され、景気が過熱しそうなほど回復していることも物価上昇の背景です。

そして金融市場では、目下将来の世界的インフレ傾向を見越した値動きが始まって
います。私は市場の先見性を評価したいと思います。

デフレ圧力の強い日本では本格的なインフレにはなり切れないかもしれませんが、
米中などでは物価トレンドの変化が明確化するものと思われます。


ではデフレ→インフレになると、何が変わり、資産作りではどうすべきなのでしょ
うか。その際にJリート市場はどうなるのでしょう。結論から言えば、Jリート投資
はかなり魅力がある、と言えると思います。今回はインフレ時代のJリート投資に
ついて考えます。第37回の今回は「Jリートでインフレヘッジ」です。



【インフレ時代は実物資産へ投資】

1960~70年代を思い出して下さい、思い出せるご年齢の方は(笑)。高度成長に伴い
物価も上昇するインフレ時代、サラリーマンは若いうちからとにかく借金して土地
付き一戸建ての家を買えば、借金はインフレで目減りし、一方不動産が値上がりす
るので資産価値が大きく増える、と言われました。そういえばゴルフ会員権なども
値上がりしましたね。

デフレがインフレに、とは、あのような時代が再びやってくることを意味します。
ただあの時は景気の過熱がインフレにつながりましたが、今回はマネーのばら撒き
過ぎ、が原因ですので、全く同じではないとは思いますが。

インフレ時代は、銀行預金、タンス預金はタブーです。インフレに負けどんどん
目減りするからです。

資金は貨幣ではなく、インフレに負けず値上がりが期待できる実物資産に極力替
えて保有するべきです。つまり株、不動産、貴金属、商品等です。

また借金は、デフレ時代においては厳禁でした。目減りしない負債を目減りする
現金で返済するためです。しかし、インフレ時代は逆です。

インフレ時代の到来とは、時代の大転換であり、投資行動の大転換を意味するのです。



【Jリート投資はインフレヘッジとして魅力的】

コロナ禍による物価トレンドの転換、を私が明確に認知した最大のエビデンスが、
実はJリート市場の上昇です。

本来、金利が世界的に上昇し、オフィス賃料も下落し、日銀も買入を事実上止めた
ら、市場は下落すべきです。ところが足元Jリート市場は非常に堅調で2000ポイント
を越えてもなお上昇が止まりません。

世界的なインフレ時代の到来を見越して、不動産投資の代替としてリート市場に
リスクマネーが流入し始めたから、としか考えられません。

Jリート市場は創設されたのが2000年以降、つまり市場がインフレ時代を経験して
いません。創設来ずっとデフレの環境下だったのです。私もこれだけのネガティブ
な環境下で上昇するのは見たことがありません。Jリート市場に新たな時代が到来
しています。今後思わぬ高値到来の可能性も否定しきれません。

インフレに対抗するため、インフレヘッジの目的でJリートを活用する時代が到来
しています。


【ただ、注意点も】

しかし、重要な注意点があります。金利の急激な上昇、です。

金利が大きく上昇し期待インフレ率を上回ると、リスクマネーは株やJリートから
債券市場に流れてしまいます。金利上昇で利回り商品としての魅力も薄れること
からJリートは下落すると思います。

足元では、米名目長期金利(1.4%)と米期待インフレ率(2.4%)は概ね同程度の
上昇ペースで、期待インフレ率から名目金利を引いた実質金利がマイナスです。
つまり長期金利(債券)での運用より不動産や株の実物投資のニーズが高い状態
ですが、この関係が逆転すると一気に資金は実物資産から債券市場に流れるとみ
られます。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――
<執筆者紹介>


梶井 広行 (かじい ひろゆき)

信頼できる株・運用の相談相手「株メンター」

三菱UFJ国際投信 元ファンドマネージャー、
日本証券アナリスト協会検定会員

三菱UFJ国際投信、三菱UFJ信託銀行等にて日本株、Jリートのファンドマネージャー、
アナリストとして、機関投資家の年金・投信運用に延べ30年弱 携わる。
特に2007年以降、三菱UFJ国際投信にてJリート1000億超ファンドの責任者として
2017年まで10年間運用を担当し、複数の以下アワードを連続受賞。
 ・モーニングスターアワード2014 最優秀ファンド賞
 ・モーニングスターアワード2012、2013 優秀ファンド賞
 ・R&Iファンド大賞 2012~2015 優秀ファンド賞受賞
  (以上、国内REIT型 部門)
2017年末 三菱UFJ国際投信 退職。
2018年 信頼できる株・運用の相談相手「株メンター」として
投資教育業、コンサルティング業を創業。





━━【公式Twitterアカウントを開設しました!】━━━━━━━━━━━━━━
アカウント:@fplabo2
弊社のセミナー情報やFPに関連するような情報を発信していきます。
ぜひフォローをお願いいたします。
https://twitter.com/fplabo2
※Twitterアカウントをお持ちでない方も、上記リンクからご覧いただけます。

━━【アドレスの登録・変更・削除】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

メルマガ変更、削除はこちらから手続きをしてください。

※変更の場合は、現在、配信中のアドレスの解除をした後、新しいアドレスで
 メルマガに新規登録をしてください。

⇒ https://www.fplabo.co.jp/fplabo/magazine/front.php

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『 FP E-PRESS(エフピーエプレス) 』(以下「本サービス」)は
株式会社エフピー研究所(以下「当社」)が発行するメールマガジンです。
本サービスの著作権は当社に属し、当社の許可なく複製・再配信などを行うこと
はできません。また、当社はご利用者様の本サービスご利用により生じた損害に
つきましては、その責を負いません。

※このメールマガジンは送信専用アドレスから配信されたものです。
本メッセージの返信メールに対するご対応はいたしかねますので、
あらかじめご了承願います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

発行元:株式会社エフピー研究所
〒113-0033 東京都文京区本郷3-32-10 BR本郷3ビル 3F
発行者:エフピー研究所
URL : https://www.fplabo.co.jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━